この記事では初心者に向けて海外FX「XM」のスプレッドについて詳しく解説している。ネットやSNS上ではXMのスプレッドに対して「広い」といった意見を見かけるが、実はそんなことはない。特に新しく採用された「極み口座」のスプレッドは他社のスタンダード口座と比較しても低い数値を示している。
また、XMのスタンダード口座やマイクロ口座では取引ごとに「XMP」というポイントが貯まるのだが、これをスプレッドと相殺すれば実質的な取引コストが下がることも理解しておいてもらいたい。ここでは、そんなXMとスプレッドの関係性を詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
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この記事の内容
1.海外FX業者「XM」のスプレッドを徹底解説!
1-1.XMのスプレッドは広い?狭い?【仕組みを解説】
1-2.XM口座タイプごとのドル円スプレッド
1-3.最小スプレッド0.0pips「ゼロ口座」のメリット・デメリット
2.XMと主な海外FX業者のスプレッドを比較!その他の疑問も解消!
2-1.XMと他社のスプレッドを比較
2-2.XMのリアルタイムスプレッドはどこで確認できる?
2-3.XMにスプレッド固定の口座タイプはある?
総括:海外FX業者「XM」のスプレッドは実は狭い!
海外FX業者「XM」のスプレッドを徹底解説!
XMは口座開設するだけで3,000円分の入金不要ボーナスが貰えるお得な海外FX業者だ。このボーナスだけを使って取引を開始することも出来るので、海外FXを一度体験してみたいという方はぜひ利用してもらいたい。そんなXMには4つの口座タイプがあり、それぞれ異なる取引条件が設定されている。当然、基本となるスプレッドの幅も変わってくるのだが、まずはXMのスプレッドが全体的に広いのか?それとも狭いのか?を見ていこう。
XMのスプレッドは広い?狭い?【仕組みを解説】
XMは一般的に「スプレッドが広い業者」といったイメージがある。しかし、これは完全に間違った情報であることを先に伝えておきたい。というのも、XMではご覧のような「XMP」というポイントプログラムが採用されている。XMPはスタンダード口座とマイクロ口座で取引をするたびにポイントが貯まる仕組みとなっているが、その詳細を以下にまとめたので参考にしてほしい。
XMPとは
- 1ロット(10万通貨)分の取引ごとに10XMP~20XMPが貯まる
- 貯まるポイントはトレーダーのステータスによって変動する
- XMPは「XMP÷3=ドル」の計算式でクレジットと交換が可能
- つまり1ロット=3.3ドル~6.6ドル分のクレジットになる
- これをスプレッドと相殺すると実質的な取引コストが下がる
- なおXMPは交換しない限り永久に貯められる(期限なし)
スプレッドは買値と売値の差額を指し、FXの世界では「取引コスト」として捉えられることが多い。そのスプレッドの幅がXMは広めと言われているのだが、XMPと交換できるクレジットを差し引けば実際のコストは安くなる。ちなみにXMのドル円平均スプレッドは1.6pipsなので、ここからXMPを差し引いた実質的なスプレッドをご覧いただこう。
スプレッドとXMPの関係性
- ドル円平均スプレッド1.6pips(スタンダード口座の場合)
- 1.6pips×1ロット=およそ1,600円の取引コストが掛かる
- ここから3.3ドル~6.6ドル分のXMPを差し引くと本当のコストが分かる
1.6pips-3.3ドル~6.6ドル=1.27pips~0.94pips
トレーダーのステータスがエリートになればドル円の平均スプレッドが1.0pipsを下回ることになるが、これは他社のスプレッドと同じくらいかそれ以下である。また、XMにはスタンダード口座やマイクロ口座よりもスプレッドが狭い「極み口座」や「ゼロ口座」が用意されているので「XM=スプレッドが広い」ということにはならないわけだ。
XM口座タイプごとのドル円スプレッド
XMにはご覧のような4つの口座タイプが用意されている。なお、以前まではスタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座の3つだけだったのだが、新しく「極み口座」が開設されて注目を集めている。そんな4つの口座タイプの最小スプレッドを比較してみよう。
口座タイプ別・最小スプレッド
- スタンダード口座:1.0pips
- マイクロ口座:1.0pips
- 極み口座:0.6pips(取引手数料なし)
- ゼロ口座:0.0pips(取引手数料往復10ドル)
ご覧のようにスタンダード口座とマイクロ口座の最小スプレッドは1.0pipsである。ここからXMPを差し引くと実質的なスプレッドは「0.67pips~0.34pips」まで下がる。これは他社と比較してもかなり低い数値と言えるだろう。ただし、スプレッドが最小値を示すことは稀なので、やはりゼロ口座や極み口座の方が安定してスプレッドが狭いと考えられる。ということで、次にそんなゼロ口座と極み口座を比べていきたいと思う。
最小スプレッド0.0pips「ゼロ口座」と「極み口座」はどちらがおすすめ?
XMでもっともスプレッドが狭いのは「ゼロ口座」なのだが、往復(注文と決済)で10ドル分の取引手数料が掛かるので実質的には1.0pipsが最小スプレッドとなる。これが今までXMのネックだったのだが、新しく登場した「極み口座」は取引手数料がゼロ円なので最小スプレッド0.6pipsのまま取引が出来る。
また、XMで公開されているスプレッドページを見ると平均スプレッドも確認できるのだが、ドル円の場合は「ゼロ口座:0.1pips」「極み口座:0.7pips」が平均値となっている。ゼロ口座に取引手数料を加えるとトータルコストは「1.1pips」になるため、やはり「0.7pips」のまま勝負できる極み口座の方がトレーダー有利と言えそうだ。
なお、このドル円スプレッド「0.6pips~0.7pips」というのは海外FX業界でもかなり狭い設定である。それを証明するために次の項目では他社とのスプレッド比較表も用意したのでご覧いただきたい。
XMと主な海外FX業者のスプレッドを比較!その他の疑問も解消!
ここまでの説明でXMはどの口座タイプにおいてもスプレッドがそこまで広くない、むしろ考え方によってはトータルコストが他社よりも安いことが分かったと思う。そこで、続いては他社のスプレッドを具体的に提示しながらXMの特徴を解説していこう。
XMと他社のスプレッドを比較
ドル円 | ユーロ円 | ポンド円 | |
XM (レバレッジ1000倍) |
0.6pips | 1.0pips | 1.2pips |
LANDFX (レバレッジ無制限) |
0.8pips | 1.2pips | 1.5pips |
iFOREX (レバレッジ400倍) |
0.9pips | 1.2pips | 2.5pips |
GEMFOREX (レバレッジ1000倍) |
1.2pips | 1.3pips | 1.8pips |
AXIORY (レバレッジ400倍) |
1.3pips | 1.3pips | 2.2pips |
※XMは「極み口座」のスプレッド
こちらは海外FX業者の中でもスプレッドの狭さをウリとするブローカーとXMのスプレッドを比較した表である。ご覧のようにXMの「極み口座」は他の海外FX業者のスプレッドと比べてもかなり狭いことが分かる。また、使えるレバレッジ倍率についても申し分ない。
大きなレバレッジを使いながら極狭のスプレッド環境で取引できるXMの「極み口座」は、初心者から上級者までにおすすめできる口座タイプだ。先ほども触れたようにこれだけの条件を揃えながら、なおかつ「取引手数料無料」というのは他にない魅力と言えるだろう。これまでXMはスプレッドの面で他社にリードされるところが大きかったが、極み口座の登場でそうしたデメリットも完全に改善された。今から海外FXを始める人にはぜひXMの極み口座を選んでもらいたいと思う。
XMのリアルタイムスプレッドはどこで確認できる?
XMのサイトにはリアルタイムスプレッドを掲載しているページがない。そのため、リアルタイムスプレッドを確認したい場合にはXMで口座開設をおこない、MT4・MT5の気配値画面・チャート画面から数値をチェックするしかないということになる。ちなみにXMの口座開設はおよそ5分程度で完了するため非常に簡単である。口座の有効化(本人確認)を済ませて取引をスタートするまでの時間もそこまで掛からないので、興味がある方は一度はXMのアカウントを作ってみてはいかがだろうか。
XMにスプレッド固定の口座タイプはある?
XMにスプレッドが固定されている口座タイプはない。スタンダード口座・マイクロ口座・極み口座・ゼロ口座のすべてが変動スプレッドとなっている。なお、他社には固定スプレッドを提供するところもあるが、固定スプレッドの口座タイプは取引手数料がやや高いというのが一般的な見解である。また、固定スプレッドを謳いながら実際には変動制のスプレッドが採用されているところもあるので、利用する前によくチェックすることをおすすめする。
総括:海外FX業者「XM」のスプレッドは実は狭い!
この記事の要点
・XMのスプレッドは広くない
・スタンダード口座とマイクロ口座の場合はXMPをスプレッドと相殺することでコストが安くなる
・極み口座のスプレッドは他社と比較しても非常に狭い
・最小スプレッド0.0pipsとなるゼロ口座は取引手数料が掛かるのでその点は注意が必要
・XMではトレーダーのスタイルごとに使い分けられる4つの口座タイプが用意されている
XMのスプレッドは他の海外FX業者と比較して広いのか?それとも狭いのか?を解説してきた。ご覧いただいたようにXMのスプレッドは全体的に広くなく、むしろ口座タイプによっては他社よりも狭いことが分かったと思う。XMは取引できる銘柄や入出金方法が豊富なので初心者でも使いやすいところが魅力的な部分だ。それに加えてスプレッドが狭い「極み口座」が新設されたことにより、ますます人気が高まっている。これから海外FXを始めるのであればXM一択とも言えるので、ぜひ参考にしてもらいたい。
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